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エコごはん?

ごはんにもエコがあるのか、と、つい疑問に思ってしまわれるかもしれませんが、実は、あるんです。

例えば、あなたが食べているそのパン。
パンを作る原料になっている小麦は、その98%が、日本国内でつくられたものではなく、アメリカやオーストラリアなど、海外でつくられたものを輸入しています。

輸入する、ということは、それだけの距離を移動しているわけですから、そのためには船に載せたりトラックで運んだりするためのエネルギーがかかります。エネルギーを使うということは、それだけガソリンや軽油などの化石燃料をつかうことになり、それだけCO2を増やすことにもつながります。

産地から食卓に届くまでの距離が長ければ長いほど、「エコ」から遠ざかってしまうのです。

例えば、冬場にいただくトマト。
そのトマトを作るためには、室内を“適温”まであたためるための温室が必要です。
温室栽培は、灯油や重油をたいて温度を上げるということ、肥料を通常よりも多く撒いて育ちをよくするということ、温室を組み立てるためのビニールや資材、などなど、さまざまなエネルギーを投入することを意味します。

これが、もし、夏場であれば、こうしたエネルギーはほとんど不要。
つまり、夏に食べるトマトは「エコごはん」ですが、冬に食べるトマトは「エコごはん」からは遠ざかっているのです。


でも、食材について、一つひとつ、エコかどうか考えると、食事もおいしくなくなるかもしれません。

そこで、こう考えるとよいでしょう。

・身近な場所で取れた新鮮なもの
・その食材がおいしい季節に取れたもの

それを食べることが、とりもなおさず、エコ、なのです。


新鮮なものを、おいしい季節にいただく。

「エコごはん」のいちばん大事なポイントは、そこにあります。